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【法令解説】夜の交差点でドキッ!「赤・黄の点滅信号」の正確なルールと、名古屋で多発する出会い頭事故の防ぎ方

日中は普通の信号機だったのに、夜遅くに通ったら「点滅」していた……。
そんな経験はありませんか?

交通量が少ない場所や夜間帯に使われる**「点滅信号」**。
普段あまり見かけないからこそ、いざ遭遇した時に「あれ?どっちが止まるんだっけ?」「進んでいいの?」と一瞬迷ってしまう方が多いです。

実は、点滅信号の交差点は、お互いが「相手が止まるだろう」と思い込みやすいため、深刻な出会い頭の事故が起きやすい場所でもあります。

今回は、意外と忘れがちな**「黄色と赤色の点滅信号のルール」と、事故を防ぐための「プロの通過方法」**について解説します。


■ そもそも「点滅信号」とは?

点滅信号は、主に以下のような場所に設置されます。

  • 交通量が極端に少ない交差点
  • 見通しが悪く、注意喚起が必要な場所
  • 夜間(22時以降など)だけ、通常信号から切り替わる場所

特に、昼間は交通量が多いけれど、夜になるとガクッと車が減るような交差点では、夜間押しボタン式や点滅信号に切り替わることがよくあります。

以前、清須市西市場にある大きな商業施設の目の前でレッスン中に、お客様から「この間、ここの信号がいつもと違いました」とご質問を受けました。

 

その場所は、昼間は、その商業施設を利用する方が多いため通常の信号パターンですが、夜間お店が閉店すると全く車通りがなく点滅信号に切り替わります。

昼間は、通常の信号交差点でも夜間は交通量が少なくなる場所は、点滅式に変更されます

 

お客様にその旨お伝えをすると、すごく納得されていました。点滅信号を見たときは、旦那様が運転をされていたので問題はなかったそうですが、自分だったらと不安で心に引っ掛かっていたそうです。

■ 「黄色」の点滅信号:ただの「注意」ではありません

まずは、**「黄色」**がチカチカ点滅している側です。
法律上の意味は以下の通りです。

「他の交通に注意して進行することができる」

対象:歩行者・車・路面電車(すべて共通)

プロの解釈:「停止」が必要な場合も多い

自動車学校勤務時代に学科の授業で皆さんに「注意して進むことができる」について質問してみると「止まらなくていい」とか「徐行すればいい」「注意すれば減速も必要ない」と様々な答えが返ってきました。

 
しかし、これこそが事故の原因です。

点滅信号がある場所は、そもそも「見通しが悪い」から設置されているケースが多いのです。

見通しが良く他者がいない場合:そのまま通過や減速して通過してもOK

見通しが悪く他者の存在がわからない場合:いつでも止まれる速度(徐行)まで落とす。または、必要に応じ停止する

 

**「黄色点滅 = 優先」**であるケースが多いですが、だからといって「相手(赤点滅側)が必ず止まってくれる」とは限りません。

 

また、これは車同士の場合になります。相手が「歩行者」の場合には、当然ながら車側が一時停止をして道を譲らなければなりません。
黄色点滅は、**「相手が飛び出してくるかもしれない」**と考え、アクセルから足を離してブレーキの構えをするなど、慎重な通過が求められます。


■ 「赤色」の点滅信号:意味は「〇〇」と同じ!

次に、**「赤色」**が点滅している側です。
こちらは車と歩行者で意味が異なります。

歩行者:注意して進むことができる(黄色と同じ)

路面電車:や自転車・自動車(車) 停止位置で一時停止をし、その後他の交通に注意して進むことができる

車と路面電車にとって赤点滅は「止まれ」の標識と全く同じ

車の場合、赤の点滅は**「一時停止(止まれ)」の標識と同じ**だと考えてください。

1 停止線で完全に止める

2 左右の安全を確認し他の交通に十分注意

3 発進する

これを守らないと、**「信号無視(赤色等点滅信号無視)」**として違反切符を切られますし、何より黄色点滅側の車と衝突する危険があります。

 

ところがこの赤点滅は、見かける頻度が少ないせいか、**「止まらずに減速だけで通過する車」**が後を絶ちません。

前に、名古屋市中区の新栄一丁目でレッスン中に、私たちが黄色点滅側から接近した際、交差道路(赤点滅側)から来た車両がそのまま止まらずに交差点内まで進入してきたことがあり、とても驚いた記憶があります。

見通しが悪くない交差点での点滅信号は、一時停止を忘れてしまう可能性が高い

もし私たちが「自分たちが優先だ」と思って減速せずに突っ込んでいたら、間違いなく大事故になっていました。
「赤点滅側は止まらないかもしれない」という予測がいかに大切か、身を持って感じた瞬間です。

 

■ 名古屋の夜道で事故を防ぐ「防衛運転」

点滅信号の交差点で最も恐ろしいのは、**「こちらの黄色点滅を過信すること」**です。

名古屋のような道路が広い地域では、夜間になるとスピードを出す車が増えます。
あなたが「黄色点滅(優先)」側を走っていたとしても、交差道路(赤点滅側)から、一時停止を無視した車や自転車が飛び出してくる可能性は常にあります。

事故を防ぐ鉄則

黄色側でも:「相手が止まらないかも」と思って、交差点手前でブレーキを構える。

赤色側なら:「相手が猛スピードで来るかも」と思って、確実に止まって覗き込む。

「信号の色」だけでなく、**「相手の動き」**を信用し過ぎないことが、夜間の事故を防ぐ唯一の方法です。


■ まとめ|夜の信号は「色」が変わる

今回のポイントを整理します。

1 黄色の点滅= 注意して進む(徐行や停止が必要なことも多い)

2 赤色の点滅必ず一時停止(止まれと同じ)その後注意

3 夜間の変化= 昼と夜で信号が変わる場所に注意

「いつもは青信号の場所だから」と思い込んで漫然と走っていると、夜間に点滅信号に変わっていてヒヤッとすることがあります。
夜道を運転する際は、遠くの信号機をよく見て、「点滅していないか?」を早めに確認するようにしましょう。

愛知ペーパードライバースクールでは、昼間の基本走行だけでなく、ご希望の方には**「夜間の教習」「交通量の少ない時間帯での練習」**も可能です。
「夜の運転が怖くて出かけられない」という方は、ぜひ一度プロの隣で練習してみませんか?

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愛知ペーパードライバースクール 名古屋校 代表
服部 寛嗣

2011年から名古屋市内の指定自動車学校で勤務し、
10年間で延べ25,000名以上の技能・学科指導を担当。
現在は出張専門のペーパードライバー講習を行い、
年間約200名のサポートをしています。

中型・二種・大型二輪を含む複数の免許、
教習指導員・技能検定員・高齢者講習指導員など
幅広い資格を保有。

2025年1月18日

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