【名東区の難所】国指定の事故危険箇所「引山交差点」!短い合流とバスレーンの罠をプロが解説
「インターを降りてすぐ右折したいのに、車線変更が間に合わない!」
「急にバスレーンが現れて、どの車線を走ればいいかパニックになった…」
名古屋市名東区にある**「引山交差点」**は、国道302号と出来町通(愛知県道215号)が交差する、名古屋市東部を代表する交通の要所です。
実はこの引山交差点、名東区の高針橋東交差点と同じく、国土交通省の「事故危険箇所」に指定されている市内屈指の難所なのです。

なぜ、この交差点で接触事故や追突事故が多発するのか?
今回は、運転初心者やペーパードライバーの方が絶対に知っておくべき「引山交差点の2つの罠」と、安全に通過するための**「プロの防衛運転術」**を徹底解説します。
1. なぜ引山交差点は事故が多い?2つの危険ポイント
ただ交通量が多いだけではありません。引山交差点には、南北と東西、それぞれにドライバーを悩ませる「複雑な道路構造」が存在します。
① 南北(302号線)の罠:左からの合流と「短すぎる車線変更」
国道302号を南北に走る際、交差点の手前には「名二環の引山インター出口」や「302号線の側道」からの合流があります。
もし合流してきた車が「引山交差点で右折」したい場合、一番左から一番右の右折レーンまで、極めて短い距離で一気に車線変更をしなければなりません。合流する側も、それを受け入れる本線側の車も、非常に難易度が高い危険なポイントです。

② 東西(出来町通)の罠:「基幹バスレーン」の出現による進路変更
東西に走る出来町通も交通量が激しいですが、特に「瀬戸方面から引山交差点に向かう西向き」は要注意です。
交差点を越えた先に「引山バスターミナル」があり、そこから**道路の中央寄りを走る「基幹バスレーン」**が始まります。基幹バスレーンとは、道路中央寄りを走る名古屋特有のバス専用レーンです。
そのため、交差点の手前や通過直後に、「バスレーンに入らないよう左へ逃げる車」と、「302号線へ曲がるために進路変更する車」が激しく錯綜し、接触事故のリスクが一気に跳ね上がります。

2. 【実体験】講習中のヒヤリハット!引山交差点で起きた強引な進路変更とバイクのすり抜け
先日、名東区猪子石にお住まいのお客様(30代・Kさん)のレッスンを行っていた時の出来事です。お勤め先から走行し、ご自宅のある猪子石まであともう少しというところで、夕方の帰宅ラッシュで混み合う引山交差点に差し掛かりました。
私たちは引山交差点を直進し、次の「原境町交差点」を左折するために、一番左の車線に並んで信号待ちをしていました。ちょうど私たちの真横には、名古屋第二環状(名二環)の引山インター出口がありました。
夕方のラッシュ時ということもあり、インター出口からは続々と車両が合流してきます。
すると、その中の一台が、目の前の引山交差点を右折するために、左からの合流直後に強引な角度で一気に右車線へ進路変更しようと飛び出してきたのです。

私たちは危険を感じて動かず見守っていましたが、まさにそのタイミングで! 渋滞している車列の脇を、一台のバイクが猛スピードですり抜けていきました。
一気に右へ出ようとした車と、すり抜けようとしたバイク。ほんの少しタイミングがズレていれば、あわや大惨事となる衝突スレスレの状況でした。
運転席のKさんも「今、めちゃくちゃ危なかったですよね」と、目の前の光景に胸をなでおろした様子でした。
3. プロが教える!引山交差点を安全に通過する3つのコツ
事故危険箇所である引山交差点を、安全かつスムーズに抜けきるための鉄則をお伝えします。
コツ①:合流からの「無理な右折」は諦め、迂回する
引山インターや側道から合流し、短い距離で右折レーンへ入るのは、プロのドライバーでも神経を使います。交通量が多い時間帯は、**「無理に右折せず、そのまま直進して迂回する」**のが最も安全で賢い選択です。
道は繋がっています。焦って事故を起こすくらいなら、少し遠回りをして安全なルートで目的地へ向かいましょう。
コツ②:「基幹バスレーン」を先読みし、早めに左側へ
出来町通を瀬戸方面から西へ向かう際は、引山交差点を越えると基幹バスレーンが始まることを事前に頭に入れておきましょう。
交差点を過ぎてから車線変更するのも良いですが、余裕がある場合は、事前に交差点の手前から一番左の車線に移動しておくことで、バスレーンに気が付いて慌てて進路変更してくる他車の錯綜に巻き込まれるのを防ぐことができます。
コツ③:本線を走る時は「合流してくる車」を予測する
自分が302号線の本線を直進している時も油断は禁物です。「左から合流してきた車が、急に自分の前を横切って右折レーンに行こうとするかもしれない」と予測(かもしれない運転)し、合流地点ではいつも以上に車間距離を空け、いつでもブレーキを踏める準備をしておきましょう。

4. 引山交差点周辺の「よくある質問(Q&A)」
Q. 基幹バスレーンって、一般車は絶対に走ってはいけないのですか?
A. 指定された時間帯以外であれば走行可能です。
出来町通の基幹バスレーンは、基本的に「朝と夕方の指定時間帯(例:午前7時〜9時、午後5時〜7時など)」がバス専用となります。それ以外の時間帯は優先バスレーンとなり一般車も走行できますが、バスが近づいてきたらすぐにバスレーンから出るなどルールが複雑なため、運転に不慣れなうちはバスレーンを避けて左側の車線を走るのが無難です。(※標識の時間を必ず確認してください)
👉[名古屋の難所「基幹バスレーンの恐怖」の攻略はこちら](※内部リンク)
Q. 名東区は難しい交差点が多い気がします…。
A. 交通の要所が集中しているためです。
引山交差点の他にも、少し南に行くと「高針橋東交差点」という別の事故危険箇所もあります。名東区は大きな幹線道路が交わるため、車線変更やルート選びの難易度が高いエリアです。
👉[名東区のもう一つの難所「高針橋東交差点」の攻略法はこちら](※内部リンク)
5. まとめ|複雑な交差点は「事前の準備」と「諦める勇気」で攻略!
引山交差点は、事故が多い危険交差点です。今回のポイントを整理します。
1 引山交差点は、短い合流とバスレーンが絡む国指定の事故危険箇所。
2 合流から無理に右折しようとせず、危険なら直進して迂回する。
3 基幹バスレーンの始まりを予測し、早めに左寄りの車線をキープする。
引山交差点は、道路の構造そのものが非常に複雑で難易度が高い場所です。だからこそ、「知っているか、知らないか」で安全度が劇的に変わります。事前のルート確認と、無理な時は諦める「迂回の勇気」を持って運転してください。
名東区周辺の難所をさらに知りたい方は、
[名東区の難所まとめ|初心者・ペーパードライバーが注意したい危険な交差点] (※名東区まとめ)
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愛知ペーパードライバースクール 名古屋校 代表
服部 寛嗣
2011年から名古屋市内の指定自動車学校で勤務し、
10年間で延べ25,000名以上の技能・学科指導を担当。
現在は出張専門のペーパードライバー講習を行い、
年間延べ約200名のサポートをしています。
中型・二種・大型二輪を含む複数の免許、
教習指導員・技能検定員・高齢者講習指導員など
幅広い資格を保有。
2026年3月10日
