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【安全知識】運転に向き不向きはある?「事故は性格が起こす」と言われる理由と、自分のクセを知るための適性検査

「私、せっかちな性格だから運転に向いてないかも」
「慎重すぎて、周りの流れに乗れないんです」

レッスンをしていると、そんな悩みを打ち明けてくれるお客様がたくさんいらっしゃいます。
運転に自信がない原因を、ご自身の**「性格」**のせいにしていませんか?

困り顔の女性ドライバー

実は、交通事故は「技術不足」だけでなく、ドライバーの**「性格や心理状態」**が大きく関係していると言われています。
「事故は車が起こすのではなく、人が起こす」のです。

今回は、自分の性格を知り、それを安全運転に活かすための**「心の運転術」**について解説します。


■ 1. 同じ状況でも「行動」が変わる理由

例えば、信号が黄色に変わった瞬間。

Aさん:「危ないから止まろう」とブレーキを踏む。

Bさん:「まだ行ける!」とアクセルを踏む。

同じ状況、同じ景色を見ているはずなのに、なぜ行動が違うのでしょうか?
それは、その人の**「性格(価値観や判断基準)」**が違うからです。

Aさん(慎重):安全第一、ルールを守る、怖がり。

Bさん(活動的):効率重視、自信がある、楽観的。

どちらの性格が良い・悪いではありません。
ただ、**「自分の性格が、運転にどう影響するか」**を知らないままだと、無意識のうちに危険な選択をしてしまう可能性があるのです。

黄色信号で判断・行動が分かれる

■ 2. 自分の「運転性格」を知る方法

では、自分の性格が運転にどう出るのか、どうやって知ればいいでしょうか?

自動車学校に入校した時、**「運転適性検査(OD式やK2式)」**を受けた記憶はありませんか?
「はい・いいえ」で答えるアンケートのようなものです。

あれは、「運転の上手・下手」を測るテストではありません。
**「あなたの性格はこうだから、こういう事故を起こしやすいですよ」**という傾向を分析するためのものです。

今からでも診断できる?

教習所を卒業した後でも、ネット上の簡易的な適性検査などで自分の傾向を知ることができます。
また、普段の生活からも推測できます。

待ち合わせに遅れそうな時、イライラする?→ 「先急ぎ運転」に注意。

細かいことが気になる?→ 「一点注視(周りが見えなくなる)」に注意。

【プロの視点】性格と運転はリンクする

私が自動車学校で勤務していた頃、毎日多くのお客様を担当し、10年間で数えきれないほどの運転練習をお手伝いしてきました。
その中で、**「運転には性格が色濃く出る」**ということを何度も実感しました。

多くの人が「待つ」状況でもテキパキと進んで行こうとする方もいれば、逆に多くの人が「行く」場面でなかなか決断できない方もいらっしゃいます。

そんな時、お客様にご自身の性格を自己分析していただくと、私が感じた運転の印象と見事に合致することが多いのです。

テキパキ進む方が多い人:
「せっかち」「作業が少し雑」と自己評価されることが多く、運転でも**「安全確認が少し物足りない」  「危険予測が浅い」**と感じることがあります。

待つ方が多い人:
「マイペース」「細かい作業が好き」と自己評価されることが多く、運転でも**「周囲の交通をあまり気にしない」「操作や確認は丁寧」**だと感じることがあります。


■ 3. 性格は変えられない、でも「運転」は変えられる

「じゃあ、私は事故を起こしやすい性格だから、運転しない方がいいの?」
と落ち込む必要はありません。

性格(気質)を変えることは難しいですが、「運転の仕方」は意識一つで変えられます。

せっかちな人:
「黄色信号は止まる」「車間距離を秒数で数える」と自分ルールを決める。

心配性な人:
「迷ったら止まる」「後続車は気にしない」と割り切る。

自分の弱点を知っていれば、そこをカバーする運転ができます。
**「敵(事故)を知り、己(性格)を知れば、百戦危うからず」**です。

急発進する車

■ まとめ|「自分」を知ることが安全への第一歩

今回のポイントを整理します。

1 事故の原因は、技術よりも**「性格(判断)」**にあることが多い。

2 自分の**性格のクセ(長所・短所)**を自覚する。

3 弱点をカバーする**「マイルール」**を作る。

「自分は運転に向いていない」と諦める前に、まずは自分の性格と向き合ってみましょう。
意外な長所が見つかるかもしれませんよ。

こんな方におすすめです

・運転中、ついイライラしてしまう方
・焦ると黄色信号を無理に進んでしまう方
・自分は運転に向いていないと感じている方
・家族から「運転が荒い」と言われたことがある方
・ブレーキや確認のタイミングに不安がある方

愛知ペーパードライバースクールでは、
「自分の運転のクセを客観的に見てほしい」
「性格に合わせた安全確認の方法を知りたい」
という方のために、プロのインストラクターがあなたの運転を診断し、アドバイスを行っています。

運転は、性格を責めるものではなく、
理解して活かすものです。

愛知ペーパードライバースクール 名古屋校 代表
服部 寛嗣

2011年から名古屋市内の指定自動車学校で勤務し、
10年間で延べ25,000名以上の技能・学科指導を担当。
現在は出張専門のペーパードライバー講習を行い、
年間延べ約200名のサポートをしています。

中型・二種・大型二輪を含む複数の免許、
教習指導員・技能検定員・高齢者講習指導員など
幅広い資格を保有。

2026年3月1日

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