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【法令解説】中央線が動く!?名古屋の「リバーシブルレーン」と、駐車禁止でも停めていい「P」マークの謎

運転中、青い四角や丸の標識を見て、「これって何だっけ?」と思ったことはありませんか?

これらは**「指示標識」**と呼ばれ、
「ここで〇〇していいですよ(許可)」
「ここに〇〇がありますよ(場所)」
を教えてくれる、ドライバーの味方です。

しかし、中には**「見落とすと正面衝突する」という、恐ろしい標識も混ざっています。
今回は、数ある指示標識の中から、名古屋のドライバーが絶対に知っておくべき
「3つの重要標識」**を厳選して解説します。


1. 恐怖!動く中央線(リバーシブルレーン)

まず、最も危険なのが**「中央線」**の標識です。
道路の真ん中に引かれている白い破線やオレンジの実線。これが中央線だと思っていませんか?

実は、名古屋市内の一部の道路では、**「時間帯によって中央線が移動する」**という仕組みが採用されています。

朝と夕方で「走れる車線」が変わる

これを**「リバーシブルレーン(中央線変移)」**と呼びます。
渋滞緩和のために、

朝: 市内中心部へ向かう車線を増やす(3車線 vs 1車線)

夕方: 郊外へ帰る車線を増やす(1車線 vs 3車線)

というように、時間帯で車線の数を変えているのです。

【現場のリアル:緑区浦里 県道222号】

例えば、**名古屋市緑区浦里(県道222号 笠寺緑線)**などは、この規制が行われている代表的な場所です。

緑区浦里 リバーシブルレーン

この道路を走る時は、地面の線ではなく、必ず**「頭上の標識(中央線)」や「×印(通行区分)」**を確認してください。
「いつもの車線だから」という思い込みは禁物です。


2. 駐禁場所でも停めていい?「駐車可」の標識

次に、街中で見かける青い「P」のマーク。
コインパーキングの案内ではなく、道路標識としての**「駐車可」**です。

標識があれば「駐車禁止」エリアでもOK

通常、道路脇は「駐車禁止」であることが多いですが、この標識がある区間に限り、**「車を停めても違反にならない」**という特例が認められます。

名古屋市中区三の丸駐車可

「P」マーク(駐車可):駐車も停車もOK

「停」マーク(停車可): 人の乗り降り(停車)はOKだが、駐車はNG

時間制限に注意(パーキング・メーター)

ただし、「一日中停めていい」わけではありません。
補助標識に「9-19」などの時間指定があったり、「60分以内」という制限があったりします。

【体験談:中区錦での判断】

私も以前、**中区錦のパーキング・メーター(時間制限駐車区間)**を利用しようと思った時がありました。
しかし、用事が長引きそうで、制限時間を10分ほどオーバーしてしまいそうでした。

「10分くらいなら…」と思うかもしれませんが、ルールは絶対です。
私はやむなくパーキング・メーターを諦め、近くのコインパーキングに止めました。

中区錦 パーキングメーター式時間指定駐車

このように、ルールを守って正しく利用しましょう。


3. ひし形マークの正体「横断歩道あり」

最後は、道路に描かれたひし形(ダイヤ)マークと、青い三角形の**「横断歩道」**の標識です。

千種区千種 横断歩道標識

これは、**「まもなく前方に横断歩道がありますよ」**という予告です。

熱田区六野 横断歩道標示

なぜこの標識が重要なのか?

信号のない横断歩道で歩行者が待っていた場合、車は**「必ず一時停止」しなければなりません。
これを怠ると、
「横断歩行者等妨害等」**という違反になり、検挙されるだけでなく、重大な事故につながります。

「あ、ひし形マークだ」
これを見たら、アクセルを緩めて**「誰か渡ろうとしていないか?」**を探す準備(構えブレーキ)をしてください。


■ まとめ|「青い標識」は味方につける

今回のポイントを整理します。

1 中央線の標識をよく見る(特に県道222号 笠寺緑線など)

2 **駐車可(P)**の標識があれば、ルールを守って駐車できる

3 横断歩道の標識(ひし形)を見たら、減速の準備をする

参照する
特に名古屋特有の「動く車線」などは、知らないとパニックになりますので、標識を見るクセをつけておきましょう。

愛知ペーパードライバースクールでは、
「リバーシブルレーンのある道を走るのが怖い」
「パーキング・メーターの使い方を練習したい」
という方のために、実車を使った実践的なレッスンを行っています。
LINEでのご相談・ご質問も大歓迎です!

愛知ペーパードライバースクール 名古屋校 代表
服部 寛嗣

2011年から名古屋市内の指定自動車学校で勤務し、
10年間で延べ25,000名以上の技能・学科指導を担当。
現在は出張専門のペーパードライバー講習を行い、
年間約200名のサポートをしています。

中型・二種・大型二輪を含む複数の免許、
教習指導員・技能検定員・高齢者講習指導員など
幅広い資格を保有。

2025年1月29日

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